

2年ほど前の展覧会用に「テーマを決めて毎日1つずつ小さなものを1カ月間作ろう!」と制作したのが、この“おさかなブローチ”シリーズ。
制作のきっかけは当時、松村さんの小学2年生の息子さんがレオ・レオニの絵本『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』を音読していたことから。
「ちいさな魚でも集まって力を合わせたら、すごい力になる」というストーリーを聞いているうちに、これだ! と。
手元にあった端材やあまり糸などを利用して、その日のうちにできるものということで、毎日1つずつ、おさかなのブローチを作り続けたそうです。 今回は松村さんの手元にとっておいた、8匹のブローチを順次ご紹介します。
【特記事項】
●ブローチ用金具が後ろに縫い止めてあります。
●模様編みでウロコっぽく。
●ニットやジャケットに付けるほか、バッグにマスコットとして付けたり、マフラー止めとして使っても。
【作家プロフィール】
松村 忍(まつむら・しのぶ)
デザイナー・クラフト作家 ニットデザイナー・きゆなはれる氏の遊民舎でもの作りを学ぶ。
「手作りの価値の向上、オリジナルのもの作りの応援」をテーマに、雑誌・書籍で作品発表するほか、子供のための手芸教室、若手作家の誌上ギャラリーをコンセプトとする、年1発行のミニコミ誌[hao](ハオ)代表など、活動は多岐ににわたる。
著書に『小物を編んで覚える かぎ針編みの教科書ビギナーズ』(新星出版社/税別1,000円)などがある。
【商品スペック】
素材 :ラフィア風糸、スパンコール(目)
カラー:ベージュ
サイズ:5×9cm・厚み2cm